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【実は怖い】「たかが歯ぎしり」と侮れない!

知っておきたい4つのリスクと対策歯と健康の知識
眠っている間に無意識にしてしまう歯ぎしりや食いしばり。朝起きると顎がだるい、歯が欠けた気がする、という経験はありませんか?歯ぎしりは単にうるさいだけでなく、歯の寿命を縮めたり、肩こりや頭痛の原因にもなります。この記事では、歯ぎしりが引き起こすリスクと、今日からできる簡単な対策方法をそわ歯科医院が解説します。
眠っている間に、歯は悲鳴を上げています
眠っている間に無意識にしてしまう歯ぎしりや食いしばり。朝起きると顎がだるい、歯が欠けた気がする、という経験はありませんか?
「家族に指摘されたけれど、大したことはないだろう」と放置されがちな歯ぎしりですが、実は歯や身体に深刻なダメージを与えています。
歯ぎしりは単にうるさいだけでなく、歯の寿命を縮めたり、肩こりや頭痛の原因にもなります。
この記事では、そわ歯科医院が、歯ぎしりが引き起こすリスクと、今日からできる簡単な対策方法を解説します。
1. 歯ぎしりが引き起こす!見過ごせない4つのリスク
歯ぎしりや食いしばりによって歯にかかる力は、食事の際の何倍にもなると言われています。就寝中に無意識に続くこの過度な力が、以下の問題を引き起こします。
- リスク1:歯の消耗と破折(ひび割れ)
最も直接的な影響です。歯の表面を覆うエナメル質が削れたり、歯の根元がくさび状に欠けてしまう**「くさび状欠損」**を引き起こします。歯にひびが入ると、最悪の場合、歯が割れて抜歯が必要になることもあります。 - リスク2:歯周病の悪化
歯ぎしりによる横方向への強い力は、歯を支える骨(歯槽骨)に大きな負担をかけます。これにより歯周病の進行が加速し、歯がグラグラと動くようになり、早期に歯を失う原因となります。 - リスク3:顎関節症の誘発・悪化
強い力が顎関節に集中することで、顎関節症を発症したり悪化させたりします。「口を開ける時にカクカク音がする」「口が大きく開けられない」「顎が痛む」といった症状が出ます。 - リスク4:全身の不調(頭痛・肩こり)
顎周りの筋肉が常に緊張することで、首や肩の筋肉にも影響が及びます。原因不明の慢性的な頭痛や肩こりが、実は夜間の食いしばりからきているケースは少なくありません。
2. 今日からできる!歯ぎしりの簡単な対策方法
歯ぎしりの根本的な原因はストレスや噛み合わせの不調など複雑ですが、ご自宅で簡単に始められる対策もあります。
対策1:マウスピース(ナイトガード)の着用
最も効果的かつ一般的な方法です。寝る前に専用のマウスピース(ナイトガード)を装着することで、歯と歯が直接ぶつかるのを防ぎ、摩耗や破折から歯を守ります。顎関節への負担も軽減されます。
対策2:日中の「食いしばり癖」をなくす
日中に無意識に食いしばっている方は多いです。以下のことを意識しましょう。
- デスク周りやPCのモニターなど、よく目に入る場所に「歯を離す!」と書いたメモを貼る。
- 意識的に口を少し開けて、顎の筋肉をリラックスさせる時間を作る。
対策3:ストレスを緩和し、リラックスする
ストレスは歯ぎしりの大きな原因です。就寝前にリラックスできる習慣を取り入れましょう。
- ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる。
- ストレッチや軽いヨガを行う。
- カフェインを避け、温かいハーブティーなどを飲む。
3. まずはそわ歯科医院にご相談ください
歯ぎしりは、放置すると大切な歯を少しずつ蝕んでいく、静かなる病気です。
ご自身でできる対策には限界があります。特に、顎の痛みがある方や、歯の欠けが進んでいる方は、専門的な診断が必要です。
そわ歯科医院では、患者様のお口の状態とライフスタイルに合わせたオーダーメイドのマウスピースの作成、および噛み合わせの調整を行っています。
「たかが歯ぎしり」と軽視せず、あなたの歯の生涯の健康を守るために、ぜひ一度当院にご相談ください。
